書類作成

読まれる職務経歴書の作り方

成果を数字にする、社内用語を翻訳する、書けないものを書かない。提出前チェックリスト付き。

書類選考で落ちる理由の多くは、経験が足りないことではなく経験が伝わっていないことです。 専門領域では特に、担当した案件の規模も技術の難度も、書き方次第でまったく違って見えます。 ここでは職務経歴書の型と、専門職ならではの注意点(数字の出し方・社内用語・守秘義務)をまとめました。
この記事の内容
  1. 書類は「じっくり読まれない」前提で組み立てる
  2. 成果は数字にする。出せないなら「規模・難度・役割」で示す
  3. 社内でしか通じない言葉を、外から読める言葉に翻訳する
  4. 守秘義務の線引きを先に決めておく
  5. 職務経歴書の型(この順番で作れば迷わない)
  6. 履歴書側で落とさないための実務
  7. やりがちな失敗
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書類は「じっくり読まれない」前提で組み立てる

採用担当者は1つの求人に対して何十通もの書類に目を通します。最初から全文を精読されることはまずありません。最初の数十秒で「続きを読む価値があるか」を判断される——この前提に立つと、何を先頭に置くべきかが決まります。

「全部書けば伝わる」は逆効果です。10枚の経歴書は、読まれないという意味で0枚と同じになります。
02

成果は数字にする。出せないなら「規模・難度・役割」で示す

「〇〇業務を担当」では担当者のレベルが判断できません。数字が入ると途端に具体的になります。専門領域で使いやすい数字を挙げます。

守秘義務で具体値を出せない場合は、「数十億円規模」「国内最大級」「3か国にまたがる体制」のようにレンジや相対表現で示します。何も書かないのが一番もったいない選択です。
03

社内でしか通じない言葉を、外から読める言葉に翻訳する

長く在籍しているほど、社内固有の呼び名が自然に混ざります。読み手は他社の人間なので、そのままだと何をしていたのか伝わりません。

迷ったら「同業他社の人が読んで分かるか」を基準にしてください。書類は現場の技術者だけでなく、人事や役員も読みます。
04

守秘義務の線引きを先に決めておく

専門職の書類で最も事故が起きやすいところです。書けないものを書いてしまうと、その時点で信用を失います。提出前に必ず確認してください。

公表済みかどうかは、その企業のプレスリリースで確認できます。判断がつかないものは書かない——迷った時点で書かないのが正解です。
05

職務経歴書の型(この順番で作れば迷わない)

決まった様式はありませんが、読み手が慣れている順番があります。この構成にしておけば、まず外しません。

③は応募先ごとに順番と厚みを変えてください。同じ経歴でも、設計中心の求人には設計の記述を厚く、マネジメント求人には体制と予算の記述を厚くします。1通を全社に使い回すと、どの求人にも刺さらない書類になります。
06

履歴書側で落とさないための実務

履歴書は評価を上げる書類ではなく、減点されないための書類です。手間をかける場所を間違えないようにします。

07

やりがちな失敗

実際によく見かけるものを挙げます。1つでも当てはまるなら直す価値があります。

提出前チェックリスト

書き上げたら、応募先に送る前に確認してください。チェックした内容はこの画面に残るだけで、どこにも保存されません。

0 / 0 完了
構成
中身
伝わるか
出す前の最終確認

書類を一度、見せていただけませんか

同じ経歴でも、書き方で書類選考の通過率は大きく変わります。応募先ごとにどこを厚くすべきか、その数字は出して問題ないか——実際に企業へ推薦している立場から、具体的に指摘できます。添削だけのご依頼でも構いません。

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