中小・少人数の人材紹介会社の候補者管理システム|専任がいなくても続く運用の作り方
少人数の会社ほど、仕組みを入れても、続かなければ意味がありません。専任の担当者がいなくても続く運用の作り方を考えます。
少人数の会社で、仕組みが続かない理由
システムを入れたのに使われなくなる。その多くは、機能が足りないのではなく、運用の負担が大きいことが原因です。
- 入力項目が多く、日々の入力が負担になる
- 設定や管理を担当する人が、専任でいない
- 担当者ごとに入力の仕方が違い、データがばらつく
原則1:入力を増やさない
一番大切なのは、人が手で入力する量を増やさないことです。経歴や面談メモを貼り付けると、業界、職種、年収、希望条件が自動で整理される形なら、入力の負担は大きく下がります。人が行うのは、確認と修正だけです。
原則2:誰が見ても、同じ状態が分かる
少人数では、担当者が休むと、案件の状況が誰にも分からなくなります。毎朝、期限切れ・止まっている案件・今日の面接・連絡のタイミングが一覧で見えると、担当者が変わっても、対応が止まりません。
原則3:小さく始める
最初から全てを移さず、進行中の案件から始めます。
- まず、進行中の案件と、直近の候補者だけを入れる
- 数週間、これまでの管理と並走させ、数字が合うことを確認する
- 慣れてから、過去のデータを取り込む
原則4:属人化しやすい判断を、基準にする
マッチングを「担当者の勘」から「決まった基準」に置き換えます。同じ候補者なら誰が見ても同じ順位になれば、新しく入った人の立ち上がりも早くなります。
原則5:数字は、少なく見る
少人数の会社では、見る指標を絞ります。推薦数、面談数、期限切れの数、売上の見込み。これで十分です。目標から必要な行動量を逆算して出せると、週の動き方が決めやすくなります。
費用と導入の考え方
規模に合わない大きな仕組みを入れる必要はありません。必要な機能に絞って、運用に合わせて設計する形が、少人数の会社には向いています。費用は、規模と機能と移行の範囲で変わるため、個別に見積もります。
向かないケース
紹介の件数がまだ少なく、まず手作業で型を作る段階では、仕組みを入れるのは早いこともあります。必要かどうかの見極めも、ご相談の中で率直にお伝えします。
少人数の人材紹介会社向けにも、運用に合わせて一社ごとに設計する形で、導入のご相談を受けています。現在の管理の方法と、一番時間を取られている作業を伺うところから始めます。
現在の運用を、聞かせてください
候補者管理・マッチング・進捗管理を、貴社の運用に合わせて設計し、導入します。必要かどうかからお話しします。
執筆: 小南 幸貴 / Koki Kominami